結露防止に効果があります。
1.表面結露について
図1・図2に示すように、「ドレイナーパネル」(湧水処理断熱材)を使用した場合、コンクリートブロック二重壁(無断熱仕様)の場合より室内壁表面の温度が高くなります。このため、室内側での結露発生の危険性が低くなります。
2.内部結露について
図3・図4に示すように、断熱仕様のコンクリートブロック二重壁では結露域となるウレタンフォーム部の透湿係数が高いため、断熱材内部での結露の可能性があります。一方「ドレイナーパネル」も使用した場合も同様にドレイナーパネル部が結露域となりますが、透湿係数が低いため内部結露は発生しません。
結露の原因と対策
 換気が不十分
 換気を十分に行う。
 断熱構造化が不十分
 断熱材を入れる。
 間違った断熱材の施工
 正確な断熱知識。
 空気がよどんで動かない
 室内空気循環を促す。
 相対湿度が高い
 除湿・換気を十分に行う
結露対策=適材適所の断熱施工を行い、十分な除湿・換気を行う。